ギターのワイヤレスシステム、イヤーモニタリング(イヤモニ)システムを3万円で実現、成功!
こんにちは。
エレキギターをステージで弾いていると、シールドが何かと足かせになります。
また、ギターのモニタースピーカーがあっても自分の音が聞こえない時があります。
今回、安価でワイヤレスシステム、イヤーモニタリング(イヤモニ)システムを実現できたので、ご報告します。
まずは、ライブの写真です。右下に映っているMarshallが僕のアンプです。
アンプの前には、ミキサー用の収音マイクと、イヤーモニターのトランスミッター用のマイク計2本が置いてあります。ギター音は左耳のイヤホンで常にモニタリングしています。ステージ上を自由に歩き回れ、この写真は調子に乗って、アンプから10mほど離れた客席に降りて行っているときの様子です。
それでは機材を紹介します。
①ギターワイヤレスシステムは、
Donner DWS-2 ギターワイヤレスシステム 送受信機180°回転 1対多
充電式 トランスミッター&レシーバー (DWS)を使用しています。
上記は最新の機種に更新され、値段がだいぶ上がってていますが、僕は前機種DWS-2(¥7000円)を使用しました。
20m離れてもノイズやレイテンシー(遅れ)は無く、快適にギターの音をアンプまで飛ばせます。ただ、音圧はやや落ちる印象です。
ワイヤレスシステムは高価な印象ですが、7000円でこのクオリティーはなかなかいいです。シールドから解放されてステージを動き回りたい方はぜひ!
②イヤーモニターは、JTSのSIEM-2を使用しました。価格は何と2万円台です!
市販のマイクを、トランスミッターに接続し、写真のようにマイクをアンプに近づけます。トランスミッターは軽く、僕はギターアンプの隣に置きました。電源はACアダプターです。
レシーバーは僕はギターのストラップにつけ、片耳で自分のギター音を付属のイヤホンでモニターしています。自分の弾いた音が途切れることなく、耳元で常にモニターでき、安心して演奏できました。
計3万円くらいの予算で、ワイヤレス、イヤーモニタリングシステムを構築することができ、ステージから10mほど離れた客席まで、演奏しながら歩いていけるというのは何かプロになったような気分ですね。
ちなみに、Bluetoothでイヤモニシステムを構築できるんじゃないかと考えましたが、若干のレイテンシー(電波受信の遅れ)を生じるため、不向きのようです。
Bluetoothはリアルタイムには弱く、離れた場所への音飛ばしなど、近距離のコードレス化に強さを発揮します。